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ピュア!

伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」を1日で完読しました。

作家の実力は処女作で解る、とよく言いますが、ミステリーの中でもかなりの名作でしょう。

150年間閉ざされた島、そこに暮らす変わっているがピュアな人々、未来を予言出来るカカシ、次々起こる奇妙な事件、言い伝えられているこの島に足りないものとは?

足りないものが解った時にゃ、心から拍手しましたよ。

ピュアってのは、現代で言うなれば残酷な要素もあるわけですよ。

でも、最近はピュアな事に惹かれますなぁ。

表面を嗣ぐろいた社会で、意図的に悪意をしかけてくる輩より、人間らしくて可愛い。

人間、誰しも光と影の部分は持っていて、特に影の部分は出し難いものです。

でも人間がもっと臭く生きてた時代は、もう少し影の部分を出し合えたんじゃないのかなぁ?

なんかこう、世の中が優等生を目指すようになって、その反発から人々の影が極端な形になって吹き出してきちゃうのが現代のような気がしています。

オイラは平等=平均的になること、に向かいたくありません。

これは、無理がありますから。

そもそも平均的って何?ってことですし。

平等って、個性に対しての尊重が平等であるべき、なことだと思ってます。

スゴいならスゴいなりに、足りなきゃ足りないなりに、尊重されるような世の中が平等に限りなく近づくのかな?と。

白人が白人であり、黒人が黒人であり、男であり、女であり、勉強が出来る人も居、力自慢も居、話しじょうずも居、黙ってコツコツやるタイプも居、怒るのを得意とする人も居、優しさで包みこむ人も居…などの色んな個性を平等に尊重すれば、人間らしく生活していける世の中になるんじゃないか?と思っているんです。

まぁ、どっち立てりゃどっちが立たない問題もあるんで難しい話しですけどね。

重い話題ばかりじゃなんなんで、気になったニュースをひとつ。

宮古島のイカ漁船の船長が、海に投げ出されて、立ち泳ぎで救助を待ち、15時間ぶりに助けだされたニュースをやっていました。

その後の船長へのインタビューは、居間で飲みながら「3キロの大物捕まえて喜んでたら、横波で船ひっくりかえっちゃってさぁ〜。全然怖くなかったさ〜。きっと誰かが助けに来ると思ったからね。
エンジンの音が聞こえたから、あぁ助けに来たな!と思ったよ」
と笑顔。

お友達も
「この人が死ぬわけがないんだぁ〜」
と酔っ払い気味。

人騒がせなわりに、家で生還祝いのオト〜リですか?

ピュアな人達は憎めません。
人として可愛いく見えます。

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大変デリケートな話しでうまく答えられませんが、色んなご苦労もあるのだろうと思います。

前に障害のある方達が働いているワイナリーでの収穫祭でライブをやったことがあるんですけど、みんな音への反応が素晴らしかったことを思い出しました。

凄くエキサイティングな日だったんです。

オイラ達の音にダイレクトにぶつかってくる感じでした。

あの時に、日本の一般的な教育の方針は、平均的な人間を作ろうとして、人間の可愛いらしさや臭さ、喜び方を搾取しているのではないか?と疑問を感じたのです。

よくライブ後、
「みんなが盛り上がってて楽しかった…」
とゆう感想を述べる方がいらっしゃるのですが、
「アナタ自身は盛り上がったの?」
と聞き返してしまうことがあります。

そりゃ、みんなが盛り上がってて満足感があるなら、本来ケチのつける部分はないはずですが、もっと個人的な感情でライブを楽しむ方がいいですよね。

音楽を聴くのに理屈や知識じゃなく、個人的なグッとくる瞬間が一番大切なわけでして。

そう言った意味で、あのワイナリーのライブはプレイヤーにとって理想的な観客でした。

ご飯が美味いとか、愛撫の気持ちよさは他の哺乳類でも感じるわけですが、視覚と聴覚からの情報に喜びの感情を持てるのは人間だけです。

ピュアな気持ちを強く持ったほうが音楽を楽しめるんですね。

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4歳と12歳なんだけど。

私の下の子供は知的に障害を持っています。
この子が通う放課後保育の場所にはベイビーちゃんから中学1年の子供達がいます。
先生がうちの子供に「〇〇ちゃん今日学校で何したん?」「給食はパン食べて図工した(話せないのでマカトンという手話のようなものや、身振り手振りを相手が理解する感じの会話です)。」というような二人の会話を聞いていた4歳の男の子が「え〜っ!!〇〇ちゃん学校行ってんの〜!!ほな1+1教えてぇ〜や!!なんで2なん?なあ〜なあ〜、早く教えてぇ〜や!!」と迫ったそうです。背は小んまいし童顔だし話さないからてっきりその男の子は同い年だと思っていたのでしょう。
聞いても答えが出ない相手に、学校に行ってるんだから解るんだ!と信じて必死で尋ねる様子はピュアで可愛い!!
答えてもらえないからその男の子は「なんで教えてくれへんの?」と少しいじけてしまったようです。


ピュアな人

うちの中2の次男も知的に障害があり、養護学校に通ってます。

次男ような業界の子供達ってピュアだなぁ、としみじみ思います。

バリバリ反抗期の次男はかなり困ったちゃんで憎らしくなる事も多いのですが(苦笑)

知的にハンデのある子供達って、いつもただ一生懸命まっすぐに生きている感じがします。

ハンデのない人でも子供の頃ってみんなそうかもしれませんね。

のんさんのお子さんに「教えて〜」と迫ったお子さんはその代表格かも。

微笑ましいです。




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